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前回 ここまで進めたバルサシャッド製作ですが、次にワイヤーの収まる溝とウエイトホールを彫って行きます。


ワイヤー用の溝は1.5mmの結構細い丸刀とデザインナイフを使って彫るのですが、溝が浅いとボディーに隙間が出来ますし、深すぎるとワイヤーがボディー内で遊んでしまうので 注意深く行います。


ワイヤー用の溝が彫れたら ウエイトホールを彫る所にポンチを押し当てて 少しだけバルサを剥がしておきます。


ポンチで付けた溝から はみ出さないように注意しながらリューターで彫ったらウエイトホールの完成です。





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このまま左右を合わせてボディーが浮かなければOKですが、隙間が出来るようなら様子を見ながら調整します。


因みに今回は前後とも7mmの鉛玉を使用していますが、後ろの穴だけ8mmで彫っています。


つまり 後ろのウエイトがラトルとして機能するようになっている訳ですね。




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ウエイトホールを削ったままの状態だと「コトコト」と言うような低い音に。


ウエイトホールに瞬間接着剤を滴して固めてあげると「カタカタ」と若干高く硬い感じの音になりますね。


今回は瞬間接着剤を滴してコートしましたので「カタカタ」です。




ワイヤーとウエイトボールを忘れずに入れてから 左右のボディーをきちんと合わせ 適当な板で当て木をして強力クリップで固定します。


後は各アイから瞬間接着剤を少しずつ流し入れて そのまま暫く放置しておきます。






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これでただのバルサ板から ルアーブランクに変身しましたねw






さてここから いよいよボディーの削り出しに入って行きます。




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こんな型紙を用意して ヘッドとテールのラインを入れて行きます。



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こんな風にラインを入れたら カッターナイフで慎重にカットして行きます。


今まで桧等のハードウッドと言われる木材を切り出しナイフで削っていたので 力の入れ加減が全く違います。


本当に「サクサク」削れるので 削り過ぎに注意ですw


ただ、力加減が違うだけで やっている事は一緒なんですけどねw




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ヘッドとテールのラインがキレイに出たら ボディーが8角形になるように削って行き、更に角を落として行きます。


ハードウッドと違い バルサはサンドペーパーでも ザクザク削れますので 大まかな形が出たら 180番のペーパーで削って行き、400番で仕上げます。


久しぶりのバルサですが 桧なんかと比べると ボディー整形が楽ですね~w




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取り敢えず シャッドのボディーが2つ出来上がりました🎵




さて 次にコーティング作業に入るのですが せっかく久しぶりにバルサでルアー作るんだから もう少し何かけずりましょうかね~?













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