前回 70mmと90mmをご紹介させて頂きましたが今日は末弟の60mmのご紹介です。




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朴製 60mm 14gクラス


以前もこのサイズは製作しているのですが 今回は以前使用したジェルトンでは無く、若干浮力の弱い朴を使用して作ってみました。


ジェルトンで作った物も簡単に首を振る優等生だったのですが、朴を使用した今回の物は更に水絡みが良くなったので使い易いと感じます。





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この形だとテンプレートが浮いてしまうので パターンを吹くのが難しいのですが、頑張ってベビーバスカラーに塗ってみました。


パールホワイトをベースにして 横腹から背中にかけてグリーンを吹きます。


そのグリーンの上にチュールをかけてパールゴールドを吹いてスケールを入れ、最後にバスカラー用に切り抜いたコピー用紙をあてて黒を吹いたら出来上がりです。




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こうして説明すると簡単なんですが、実際には乾燥時間を取ったりするので数日かかっていますw






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みんな大好き「スイカ」です。


う~ん 「スイカ風味」かな?w



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14 KCDと共に大好きなカラーです。








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金魚の図鑑を眺めていて塗りたくなった

「オーロラ」


なんでも 本来白いはずの鱗が透明になるように改良されたそうなんですが、真珠を思わせるような白い身体の一部に青やピンクが浮かび上がると言う なんとも美しい色なんです。



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パールホワイトの上にクリアカラーのディープブルーとピンクを軽く吹き、チュールをかけてから更にパールホワイトを吹いています。




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写真だとブルーもピンクもはっきりと出ていますが、肉眼だともう少し淡い感じの色味になっています。




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私は金魚や錦鯉が好きなんですが この手のカラーは今後もう少し突き詰めて行きたい所です。






そして新作(?)です。





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70mm 14gクラス


葦などの障害物周りでネチネチと動かせるペンシルベイトを作りたくて考えたルアーです。


ボディーの割に大きなブレードをスプリットリングを介して装着しています。


浮き姿勢はブレードの重さも利用した斜め浮きで、首振りとブレードの煌めきで喰わせるルアーに仕上げたかったんです。


ブレードの重さだけでバランスを取ると 動きが単調になりそうだったので ボディー自体にもウエイトを仕込んでいます。




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このルアー、ピンスポ攻略にとても良い感じになったと思うのですが それ以外にも嬉しい特典が付きました。


割りと浮力の有るボディーに大きめのブレードを装着した事で ただ巻きした時に勝手にボディーがロールします。



要は 巻いている時にブレードが左右に揺れるのですが ボディーがその揺れに耐えられずロールするんです。


これは ブレードのチェンジを容易にする為にヒートンに直接着けるのでは無く、スプリットリングを介した事でブレードの動きに自由度が増した事から来ている物かと考えています。


とにかく副産物にしては嬉しすぎる動きが出るルアーになりました。




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カラーは「KCH」で塗ってみました。


このカラーは結構手間がかかるのですが、なかなか良い感じに仕上がったかと思います。






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これは全く同じボディー&リグの「ホットタイガー」



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今回は艶有りの仕上げにして有りますが、やはり艶消しのマットタイガーも塗ってみたい所ですね。


今度 挑戦してみましょう❗






こんな感じで今回も無事に完成致しました。



ルアーが完成に近づくと いつも思う事が有ります。


「このルアーで楽しく釣りがしたい」


「私の作ったルアーにバスは応えてくれるかな?」




それと もう1つ



「次は どんなルアーを作ろうかなぁ」












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